
第237本目のフィルム。キャンプもさすがに飽きてきたので、バーベキューで自分を忙しくさせるしかない
【このフィルムについて】
フィルム:Ilford Rapid 400(カラーの使い捨てカメラ用フィルム)
現像・スキャン:Li-lai Photo 2024/10/14
カメラ:Olympus OM-10 Quartz
レンズ:Olympus OM Zuiko 50mm f1.8、Sigma 28-84mm f3.5-4.5
-
この記事を書いているのは2024年12月24日だ。1か月ほど前、私は自分にある目標を課した。撮ったフィルムの記事を消化し終えるまでは、新しいフィルムを撮らないというものだ。撮影のペースを落とすことで、撮ったまま書いていないフィルムのプレッシャーを少し抑えようとした。この1か月ほど、私の生活には少し変化があった。撮影という観点で言えば、フィルムカメラを常に持ち歩かなくなったので、フィルムカメラの代わりになる暫定的な方法を編み出した。Dazz Camを使うことだ。
Dazz Camの数あるフィルター効果の中で、最終的に選んだのは「CPM35」だけだ。レンズがぼんやり滲むような効果を持つフィルターで、これをウィジェットの形でiPhone 13 miniのホーム画面に置いて、いつでもすぐ撮影できるようにしている。私にとってDazz Camの一番の魅力は、フィルターそのものではなく(Dazz Camのフィルムフィルターは本当によくできているのだが)、135換算35mmの画角をデフォルトに設定して撮影できることだ。
現代のスマートフォンのメインレンズがどれも広角であることに、私はずっと困っていた。しかもiPhoneでメインレンズの画角をデフォルト設定できる機能は、Proの機種にしか開放されていないので、私のiPhone 13 miniでは使えない。だから私にとって、Dazz Camで35mmの画角をデフォルトにして撮れるのは、本当に素晴らしいことなのだ。
実のところ、もっと言えばスマホで50mmの画角をデフォルトにして撮りたいのだが、そこまでトリミングすると画質の劣化があまりに強く感じられる。トリミング後の35mmは、なかなか良い妥協点だと思う。
このフィルムには主に、2024年10月に土城の火焔山に登ったことや、桃園・復興でキャンプをしたときの断片が記録されている。
-

#1
この日はOlympus OM-10 QuartzとSigma 28-84mm f3.5-4.5を背負って山に登る準備をしていた。普段、私はカメラをメッセンジャーバッグに入れていて、ストラップは付けず、撮りたいときに取り出すようにしている。ただ登山のときはメッセンジャーバッグを背負うのが不快で、重量バランスも悪いので、カメラに直接ストラップを付けて胸の前に下げる。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 84mm(1/125、f8)

#2
今日登るのは土城の火焔山だ。承天禅寺の入口から出発する。承天禅寺の境内を通ると、広場の視界が大きく開けていた。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 35mm(1/1000、f8)

#3
承天禅寺の前の広場。日除けの庇と扇風機が設置されているので、夏はさぞ暑いのだろう。道教の廟には特別な感情を抱かないが、仏教の寺院では、修行する僧侶たちを見ていると、いつも敬服の念を覚える。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 35mm(1/125、f3.5)

#4
承天禅寺の外観はとても典雅だ。仏教の僧侶が修行する場所であり、皆が静かに話している。道教の廟のあの騒がしく煙が立ち込める環境とは、強い対比をなしている。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 35mm(1/500、f8)

#5
承天禅寺を通り抜けて、火焔山を登り始めた。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 28mm(1/60、f3.5)

#6
私はいつも列の最後尾にいて、前を進む息子の背中を見ている。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 84mm(1/60、f4.5)

#7
土城の火焔山は標高373メートルの小さな山で、山頂には非常に多くの人工施設がある。近隣住民の日常的な余暇の場所であって、自然景観で知られる類の山ではない。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 84mm(1/125、f4.5)

#8
アロエ本体。なかなか可愛らしい。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 84mm(1/125、f4.5)

#9
火焔山の山頂。これは余暇の広場ということになるのだろうか。人工の設備が実に多い。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 35mm(1/125、f3.5)

#10
ちょうどカメラを置ける場所があったので、Olympus OM-10のセルフタイマー機能を使った。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 84mm(1/125、f4.5)

#11
ここのトイレはおそらく扉がないので、入口の前の通路が踏切式のゲートになっている。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 84mm(1/60、f4.5)

#12
カミキリムシなのかカメムシなのか、それともどちらでもないのか、判別がつかない。
Sigma 28-84mm f3.5-4.5 @ 84mm(1/60、f4.5)

#13
電池はいつもShopeeの「電池哥」という出品者から買っている。フィルムカメラの一般的な型番の電池はほぼすべて扱っていて、発送も早い。価格を比較する必要もない。すでに十分お手頃な価格だからだ。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/30、f1.8)

#14
Olympus OMシステムでどのレンズが一番のおすすめかとよく聞かれるが、基本的にいつもOlympus OM Zuiko 50mm f1.8を勧めている。あらゆる面で非の打ちどころがない。価格、画質、軽さ、どれも文句なしで、Olympus OMシステムの光学的な結晶と言っていい。もしOlympus OMの沼に入ったばかりなら、まずこれを探して使えば、間違いなく期待を裏切らない。可能なら、個人的にはモノコーティング版を探すことをおすすめする。マルチコーティング(MC)版はやめた方がいい。MC版はレンズが曇りやすいからだ。この写真はある土曜の午前中に撮ったものだ。現在、毎週土曜の午前は息子を台北市内の英語教室に連れて行っていて、たいていは車、たまにMRTを使う。この日は駐車場がとても空いていて、すんなり停められた。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/1000、f2.8)

#15
自分の家で植物を育て始めてから、他人の家の植物にも目が向くようになった。とはいえ通りすがりの視点で、下から見上げるだけだが。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/250、f11)

#16
英語のレッスンが終わって昼食中。この後そのまま車で桃園・復興へキャンプに向かう。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/60、f2.8)

#17
生まれつきというものがあって、その理由を理解するのは難しい。息子は生まれつき腕時計を右手につける癖がある。この子は大人になってどんな人間になるのだろうと、私はよく考える。好奇心もあれば、不安もある。親であることの一番難しい部分は、受け入れることと手放すことを学ぶことなのかもしれない。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/60、f2.8)

#18
キャンプ場に到着。今日は久しく使っておらず壊れていないか心配だったHeimplanet Backdoorのエアテントを張る。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/1000、f2.8)

#19
今回のキャンプのために特別に買ったバーベキューグリル。焚き火台としても使える。モデルはUniflame 683040だ。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/30、f1.8)

#20
このバーベキュートングが実に見事で使いやすい。Uniflame 615164だ。細部の妙は構造の単純さにある。バネのないV字型の金属だけで、開きやすく、掴みやすく、力を入れるときも抜くときも手応えがちょうどいい。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1/30、f1.8)

#21
どこかの家のペットが我が家のテントに来て寝ていった。完全に自分の家のつもりだ。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(1秒、f1.8)

#22
この日は幸運にも星が撮れた。ただレリーズを持ってきておらず、三脚だけだったので、手でシャッターを押して撮影した。この一枚はシャッター3秒で、Olympus OM-10 Quartz内蔵の絞り優先モードが決めた秒数だ。多くのOM-10は絞り優先で低速シャッターのときに秒数が遅くなる問題を抱えているが、私の個体にはそれがない。とても幸運だ。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(3秒、f1.8)

#23
この日は4つの異なるシャッター秒数で星空を撮った。50mmでの撮影に適した秒数を知りたかったからだ。今のところ50mmには15秒が最適に見える。露出の明るさと、星が流れないことの両立という点で、理想的なバランスが取れている。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(15秒、f1.8)

#24
これは30秒のシャッター。星が流れているのが見て取れる。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(30秒、f1.8)

#25
これは20秒のシャッター。よく見ると、やはり星がわずかに流れているのがわかる。今後50mmの単焦点で星空を撮るときは、15秒で撮ることに決めた。
Olympus OM Zuiko 50mm f1.8(20秒、f1.8)
以上、Olympus OM-10 QuartzとIlford Rapid 400の1本でした。ご覧いただきありがとうございました。





