第277本目のフィルム

フィルム:Lomography LomoChrome Turquoise 100-400 @100
現像・スキャン:Li-lai Photo 2025/8/7
カメラ:Minolta AF-C 35mm f2.8

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シカゴではほぼコダック系のカラーネガフィルムを使っていた(コダックがOEM生産している米国版富士フイルムも含む)。撮る前から「飽きるだろうな」とは思っていたけれど、当時は仕事に追われてそれどころではなく、フィルムと相機の選択については何も考える余裕がなかった。結果として後悔することになった。もっとちゃんと計画を立てて、いろんなフィルムと相機を持ってくればよかった。

このLomography LomoChrome Turquoise 100-400は、Central Cameraで買ったものだ。1899年創業というバックグラウンドが格好よくて、ぜひ行ってみたいと思っていた。でも実際に行ってみると、かなりがっかりした。商品が少なく、雑然としていて、宝探しをするような楽しさが全くない。日本のカメラ店のような整然として品揃え豊富な雰囲気とは大違いだった。

商品が少なすぎて、何の値段を聞けばいいかすらわからないくらいだった。でも、せっかく来たのだから何か買わなければと思い、市価よりかなり高いフィルムを数本買うことにした。このLomography Turquoiseもそのうちの一本だ。

ただ、買っておいてよかった。このフィルムのおかげで、シカゴの写真にちょっとした変化が生まれたから。

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#1
Central Camera周辺、地下鉄の駅のすぐそばにある。

 


#2
このTurquoiseで空を撮るとどうなるか試してみた。この黄みがかった色がなぜ「ターコイズ(青緑)」という名前なのか、よくわからない。

 


#3
Central Cameraに到着。商品が少なすぎて、最初は現像所かと思ったくらいだ。でも違う、カメラ機材を販売することから始まったお店で、現像部門も持っているというだけだ。

 


#4
アメリカでの路上駐車には慣れていなくて、シカゴで一度罰金を取られた。確か1500台湾元くらいだったと思う。理由は事前に料金を払っていなかったから。台湾は停めてから払うシステムだけど、こちらは停める前に何時間停めるかを見積もって先払いしなければならない。払っていなければすぐに違反切符が切られる。最初は駐車場の領収書だと思っていたほどだ。笑えない話だ。

 


#5
Central Cameraの看板に「1899年」と書いてあるのは確かに格好いい。ただ、その時代のカメラについては特に詳しくない。

 


#6
シカゴの地下鉄はバリアフリーという概念があまりない。これはただの階段で、乗るなら登るしかない。まあ、システム自体がかなり古いのだから仕方ないけれど。

 


#7
シカゴの駐車料金。

 


#8
シカゴには古い建物が多く、外壁に取り付けられた非常階段を実際に目にして、感慨深かった。

 


#9
この場所は前のフィルムでも撮影した。このTurquoiseでも撮り直して、あの奇妙な色を比較してみた。

 


#10
中には入らなかった美術館。一人旅だったら絶対に入っていたと思う。でも考えてみると、生きているうちに一人旅ができる機会があるかどうかわからない。意識して目標にしないと、実現しないかもしれない。

 


#11
いろんな街の道路標識を見るのが好きだ。

 


#12
シカゴは燃費の悪い車種だらけだ。

 


#13
ストリートパフォーマーたち。前のフィルムでも撮影した場所で、色の比較用に。

 


#14
人生の目標についてよく考えるほうだろうか。私はそうだと思っている。自分の葬儀でどう紹介されたいかを考えれば、それが追い求めるべきものだと思っている。

 


#15
シカゴでは大学時代の同期にも会った。彼が言うには、建築に興味がある人はシカゴにはまると、ということだった。その通りだと思う。ただ、自分がまだ行ったことのある国が少ないので、比較しきれない部分もある。ヨーロッパも深く旅してみる価値があると思っている。

 


#16
バスを待っている。

 


#17
前のフィルムでも撮った場所、連節バスの中にいる。

 


#18
Willis Tower。この後、高層ビルからの街の景色を見に行く予定だ。

 


#19
Minolta AF-C 35mm f2.8の特徴は手動巻き上げと軽いスライドカバーだ。ただ私にとっての欠点は、フラッシュを塞いで撮影できないこと——そもそもフラッシュが内蔵されていないから。光量が足りないとき(こういうとき)は手ブレするしかない。

 


#20
霧の中のWillis Tower Skydeckからの景色。

 


#21
「出口」の写真をずいぶん撮ってきた気がする。いつかミニシリーズにまとめられそうだ。

 


#22
巨大なガラス壁面。柱に東西南北が表示されている。

 


#23
英語の縦書きはめったに見ない。やむを得ない事情があったのだろう。

 


#24
この写真も前のフィルムで撮影したもの。色の比較用だ。

 


#25
同じく、色のテスト用。霧がなければ、どの窓からの景色も素晴らしかったはずだ。

 


#26
とんでもなく高い寿司屋だったが、他に選択肢がなかった。

 


#27
シカゴのさまざまな道路標識。

 


#28
シカゴの公共交通機関「CTA」。マーケティングの世界では「CTA」は「Call to Action(行動喚起)」の略として使われる。ユーザーに取ってほしい行動のことで、たとえばECサイトなら「購入する」ボタンがCTA、YouTubeチャンネルなら「チャンネル登録」がCTAにあたる。

 


#29
シカゴはビルとビルの間隔が狭く、空中に電線もないので、街並みの写真がすっきり撮れる。この写真はシカゴ市内でよく見かける車種の記録用だ。ジープ(Jeep)が本当に多い。台湾での三菱デリカくらいの存在感だと思う。

 


#30
引き続きバスを待っている。

 


#31
めったにない自撮り。

 


#32
雨が降ってきた。シカゴの人は傘をあまりささないようだ。

 


#33
私は傘をさす。中華民国台湾から来た人間だから。

 


#34
現地の生活を体験するなら、現地の公共交通機関に乗るのが一番手っ取り早い。

 

以上、Minolta AF-C 35mm f2.8とLomography LomoChrome Turquoise 100-400の1本でした。ご覧いただきありがとうございました。

(ブルートーンはほとんど見えなかった。正直に言うと、Harman Phoenix II 200のほうがよっぽどブルートーンフィルムと呼ぶにふさわしい)

徐仲威

拍底片的網頁設計工作者(工作室:xuzhongwei.tw

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