フィルム:Kodak Vision3 200T/5213(Remjet除去)(Reflx Lab 200T分装版、鉛バッグに入れて空港のX線検査を通過)
現像・スキャン:DEP Lab 2025/8/5
カメラ:Minolta AF-C 35mm f2.8
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今回のシカゴ旅行では、「フィルム長者」の実験をしてみた。つまり、撮り切れないほどのフィルムがあったらどうなるかということだ。先に結論を言うと、お金がたくさんかかること以外に、全体的な写真の質が落ちた。慎重に考えずに切ったシャッターはやはり貴重ではない。あの「万枚に一枚」という感覚がなくなってしまう。
では、たくさん撮ってその中から一番いいものを選べばいいのでは?私はそうは思わない。少なくとも自分には合わない。好きな写真というのは自分の目で観察して得たもので、枚数を重ねて運試しをするものではない、と思っている。
この2〜3ヶ月、デジタルカメラを使う体験を意識的に再開してみた。シャッターにコストがかからないとき、人間というのは本当にシャッターを大切にしなくなると感じた。フィルムで撮ることは、生の音楽を聴くことに似ている、とずっと思っている。ステージ上のミュージシャンはもう一度演奏してはくれない。だからすべての感覚が研ぎ澄まされる。もっと注意深く聴き、もっと集中して楽しむ。一方、ストリーミング音楽はその「不可逆」の感覚を与えてくれない。
生の音楽がそうであるように、フィルムもそうだ。フィルムはフィルターだとは思っていない。私にとってフィルムとは、この世界をどう体験するかを自分で決める手段であり、自分の体験こそが一番大切で、好きならそれでいい。自分が撮ること自体が好きであることは、とても重要なことだ。
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このフィルムは、シカゴで初めて地元のスーパーマーケット「Mariano's」(マリアノ・スーパーマーケット)を訪れたときの記録だ。どの国に行っても、地元のスーパーマーケットを訪れることはとても大切だと思っている。現地の人がどんな生活をしているか、物価はどうか、そういったことはネットの「おすすめ必買〇〇」という記事では得られない面白い体験だ。
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#1
シカゴはSUVの比率が高く、一番よく見るのはJeep Wranglerで、Ford Broncoもたくさん走っていてかっこいい。

#2
駐車場の障害者用スペースがやたらと多いが、誰も停めていない。違法駐車の罰金がかなり重くて、確か1〜2万台湾元くらいだったと思う。

#3
室内シーンはMinolta AF-C 35mm f2.8の弱点で、シャッタースピードが遅くなる。Lomo LC-A 35mm f2.8ならフラッシュ同期モードに切り替えてシャッタースピードを1/60秒に固定できるのに。今いるのは芝加哥の「シェッド水族館(Shedd Aquarium)」だ。シカゴはすごい建物が多くて、シェッド水族館は1930年開館。台湾に換算すると民国19年のことで、当時台湾はまだ日本統治下だった。

#4
シェッド水族館のイルカの紹介プログラム。「ショー」ではなく「紹介」と言うのは、テーマがイルカについて学ぶことで、イルカが泳ぎ回る場面も交えながら進む内容だからだ。英語が全部はわからなかったが、ここのプログラムは単に人間を楽しませるだけでなく、教育的な意図があると感じた。プールの後ろには元々ミシガン湖を見渡せる大きな窓があったのだが、プログラムが始まるとカーテンが降りてきてスクリーンになり、眩しい光も遮断された。賢い設計だと思った。

#5
アメリカにいながら台湾の仕事と繋がって働いている私。外の明るさと時計を見てほしい。

#6
こちらでは誰も外に洗濯物を干さないそうで、乾燥機で全部乾かすらしい。確かに、ハリウッド映画で洗濯物を干しているシーンは見た覚えがない。台湾映画でも特にそういうシーンはないけれど。写真は洗濯機と乾燥機の使い方を教えている祖父母と孫の様子だ。

#7
ブランチを食べていたら、後ろにTesla Cybertruckが停まっていて大興奮。実物は本当にかっこよくて、見たら絶対欲しくなる。

#8
私も写真に入ったが、Cybertruckを完全に隠してしまっている。

#9
息子にデジタルカメラを使わせてみている。あの赤いカメラはOM System TG-7だ。

#10
通りかかった路地裏。昼間なのでそれほど暗くもないが。

#11
今日のメインイベントは地元のスーパーマーケットを訪れること。母の案内で、Mariano's(マリアノ)に連れて行ってもらった。

#13
格子状の照明配置が珍しい。蛍光灯の間隔を詰めて省エネしながら、視覚的に天井の高さを感じさせる設計だ。

#16
台湾の滑り止め標識はA字型だが、シカゴで三角形テント型の構造を見かけた。四方向から見えるようにという目的で、台湾のA字型だと視線の死角ができてしまう問題を解決している。

#17
よく見ると、右側に「Pizza」という表示が4枚あって、あの冷凍ケース全部がいろんな種類のピザだということがわかる。どれだけピザが好きなんだ!

#18
そしてこちらは一面ヨーグルトだらけ。あらゆる種類のヨーグルトが!

#19
ここのレジが面白くて、お金を受け取る人の他に、袋に詰める人が別にいる。袋は1枚ずつ料金がかかるが、どれも小さいので、私たちは10袋くらい持ち帰ることになった。

#20
Jeepはアメリカの国産車だ。いい国産車がたくさんある国というのは幸せだと思う。
以上、Minolta AF-C 35mm f2.8とKodak Vision3 200T/5213(Remjet除去)の1本でした。ご覧いただきありがとうございました。








